鶏の魅力は胸肉だけじゃない!

スマホの写真フォルダの整理をしていると・・・

美味しそうな手羽先の写真が!

以前、名古屋に行った際に食べた、名古屋コーチンの手羽先の写真でした(^O^)

普段鶏肉をよく食べるんですが、実は手羽先をチョイスすることは滅多にありません。

基本的に鶏肉の料理方法は茹でるか焼く。

安くて手に入りやすく、簡単に食べられる胸肉を選んでいるからです。

また手羽先を食べた感想として、

「皮がうまい!(その分脂質も多いんだろうな・・・)」「骨が面倒くさい!(食べた気がしない・・・)」

ということがあり、あまり手羽先に手を出せずにいました(^_^;)

しかし今回ふと、「手羽先のことを何も知らずに想像だけで食べないのは失礼だ!」と思い、手羽先について調べてみることにしました。

美味しいだけじゃない秘密も見つけたので、皆さんにお伝えします(^^)/

手羽先のことをよく知って、美味しく・健康に食事に取り入れていきましょう!


手羽先とは・・・鶏の翼の部分で先端部分のこと。関節から折れ曲がった形が特徴的。

《基本の栄養素》

※100g当たり

熱量:201kcal

タンパク質:17.5g

脂質:14.6g

糖質:0g

《特筆すべき栄養素》

ビタミンA

ビタミンK

ビタミンB6

ナイアシン

亜鉛

コラーゲン


ご覧いただいた通り、脂質に量が多めではあるため、ダイエット中にバクバク食べることはおすすめしません(^_^;)

ですが、美容的にはいい働きをしてくれるのが手羽先です!

世界三大美女として称される『楊貴妃』も好んで食べていたと噂もあったり・・・!

ここからは、美容的に嬉しい働きをする栄養素について見ていきましょう(^O^)


ビタミンA

主な効果は3つ!

  • ①視力改善
  • ②粘膜を健康に保つ
  • ③抗酸化作用

目のビタミンと呼ばれるビタミンAには、視力や眼精疲労の回復が期待できます。

また、皮膚や目・口・内臓などの粘膜を健康に保つ作用があり、美容にも大きく影響します。

抗酸化作用やアンチエイジングは代表的な美容作用ですね。

さらに、ガン予防にも効果があるとされています。

ビタミンK

主な効果は2つ!

  • ①出血を止める
  • ②骨を丈夫にする

血液を固まらせる成分を合成し、出血を止める作用があります。

女性で生理中の経血が多い方は、症状軽減が期待できます。

また、カルシウムを骨に沈着しやすくしたり、

骨のカルシウムが血中に放出されるのを防ぐ働きもあります。

ビタミンB6

主な効果は3つ!

  • ①タンパク質代謝の促進
  • ②神経伝達物質の合成に関与
  • ③免疫機能を正常に保つ

ビタミンB6によりタンパク質の代謝が上がると

体の成長を促進、髪や肌の再生、粘膜保護、皮膚病予防などの効果が期待できます。

また、ビタミンB6は神経伝達物質の合成にも関わり

アミノ酸を素に、セロトニンやドーパミン・GABAなどを産生します。

さらに、免疫細胞のリンパ球やサイトカインのIL-2の産生を促進し、免疫機能を正常に保ちます。

この作用から、アレルギー症状の緩和にも効果があるとされています。

ナイアシン

  • ①3大栄養素の代謝促進
  • ②アルコール分解促進
  • ③血管拡張作用

ナイアシンはタンパク質・脂質・糖質の代謝に関わり、酵素の働きを助けます。

エネルギーを産生するには欠かせないビタミンです。

また、アルコールの分解を助ける作用もあり、

アルコール脱水素酵素・アルデヒド脱水素酵素の補酵素として働きます。

お酒をよく飲む人は、ナイアシンが不足しがち。

アルコールの分解を促すためにも、意識的に摂るのがオススメですよ(^^)/

植物性食品に含まれるニコチン酸には、血管拡張作用があります。

血行が促進されることで、

手足の冷えや血行不良により引きおこる頭痛などの改善が期待できます。

亜鉛

主な働きは3つ!

  • ①新陳代謝アップ
  • ②味覚を正常に保つ
  • ③抗酸化作用

約100種類以上の酵素の補因子として働き、遺伝子発現や細胞の生まれ変わり・神経伝達などの多くの機能を調節するのを助ける働きがあります。

そのため全身の新陳代謝を上げたり、成長や発育を促進・傷の治りをよくする効果が期待できます。

味覚に関わる舌の味雷という器官の新陳代謝に関わるため、不足すると味覚異常を招くと考えられています。

また網膜や脈絡膜に高濃度に存在し、網膜の感光物質であるロドプシンの合成に亜鉛が必要で、

さらに、抗酸化作用のある酵素やビタミンAの働きを促進することで、視力の維持に関与していると言われています。

コラーゲン

主な働きは2つ!

  • ①美肌効果
  • ②衝撃から体を守る

コラーゲンは臓器を構成するタンパク質です。体内のタンパク質の約3割を占めています。

皮膚の真皮には約7割もコラーゲンが含まれており、肌の弾力や保水の働きをします。

また、軟骨を構成するコラーゲンは骨をしなやかにし、関節にかかる衝撃を吸収する働きがあります。

コラーゲンをそのまま摂取しても、体内でアミノ酸まで分解されてしまうから効果がないのでは?

という意見もあるようですが、コラーゲンにしか存在しないアミノ酸(ヒドロキシプロリン)がコラーゲン合成に重要だということが分かっているようです。

また、ビタミンCはコラーゲンを合成するのに欠かせない栄養素であるため、食事で取り入れる際にはこの2つを意識するとより効果的と考えられます。


手羽先には、女性には嬉しい効果がたくさんあるようですね(^^)

体内合成を盛んにするために必要なコラーゲンの量は2.5g~5g/日と言われています。

手羽先は100g当たり:1.5g

毎日、上記の目標量を摂るのはちょっと難しそう・・・

量を増やすと脂質の量も増えちゃいますからね(^_^;)

(コラーゲンを多く含むような食材は脂質の量が多いものが多い)

もし積極的に摂りたいという方は、サプリメントやコラーゲンドリンクなどを活用してみてもいいと思います。

鶏胸肉に飽きたよ~なんていう方は、ぜひ手羽先を取り入れてみてはどうでしょうか?(^^)

血糖値気になり出したら・・・痩せにくい人も必見!

以前の投稿でGI値というワードが出てきたのを覚えていますか?

ダイエットはもちろんですが、健康を考える上では外せない言葉です。

特に注目いただきたいのは、血糖値が高めの方。

定期健診や健康診断で数値が引っかかった方は要チェック!

糖尿病と診断される前に、後戻りできなくなる前に、食事改善で体型・体質を変えましょう!


GI値とは・・・食品に含まれる糖質の吸収度合い。血糖値の上げやすさを表す数値。

高いほど血糖値を上げやすいということを表しています。

では血糖値を上がるとはどんな状態なのでしょうか?

糖を取り入れた時の体の反応

糖が体内に取り込まれると、分解されグルコースとなり、血中に取り込まれることで血糖値が上昇します。

グルコースはすぐにエネルギーに変換され、人の体を動かすのに使われます。

それに伴い、インスリンが膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌され、細胞内への糖の取り込みが促進されます。

エネルギーとして使い切れずに余った糖は、筋肉や肝臓に運ばれ貯蔵糖(グリコーゲン)として貯蓄され、

さらにグリコーゲンがMAXになると脂肪として蓄積されます。

また、筋肉においてはアミノ酸からのタンパク質合成を促進する働きもあります。

まとめると、インスリンの働きは

  • ①グリコーゲンの合成促進
  • ②脂肪の合成促進
  • ③タンパク質合成の促進

これにより血糖値を下げ、正常に保とうとします。

つまり、糖が体内に入り血糖値が上がると、インスリンが分泌され上記の働きをします。

血糖値の上昇が高いと、インスリンの分泌も多くなり、働きも加速。

肥満・痩せにくい原因に。

ダイエット中の方でなかなか痩せない・・・

そんな方はもしかしたら糖質・脂質・タンパク質の量やバランス・食べ方が間違っているのかも。

よく「野菜から食べましょう!」というのを耳にしませんか?

これは血糖値の急激な上昇を避けるための工夫。

ここでさらに、GI値にも注目ができれば尚よし!

主食のごはんやパンなどの糖質を選ぶ際に、量だけでなくGI値や食べる順番を意識してみてください(^^)

また、血糖値が高めの方・糖尿病の方・予備軍の方は特に要注意!

この状態を放っておくと、末梢の血管が壊死したり、目が見えなくなったり、腎臓が機能しなくなったり・・・

これは血中の糖が、血管を傷つけたり脆くするのが原因と言われています。

『血糖値が高い』状態では、目に見えるような体の異変は特に出てきません。

気づいたときにはもう手遅れということも珍しくないんですよ。

だからこそ、ちょっとやばいかな?と思った時に行動することが重要!

血糖値が高い状態を甘く見ていけません。

思い立ったが吉日!

まずは普段の生活に取り入れてみましょう(^O^)

AM5:00 Personal Gymがオススメする最強食材!

ダイエットやボディメイクはもちろん健康的な身体を作るためには、適度な運動と意識した食事が欠かせません。

タンパク質・脂質・糖質・カロリーだけでなく、その他の栄養素もとっても大事!

今回はぜひ普段の食事に取り入れてほしい、AM5:00 Personal Gymオススメの食材をご紹介します!


今日紹介するのは、今が旬!カツオです(^O^)

9月~11月は戻り鰹の旬!

初鰹よりも脂が乗って美味しいんだとか。

カツオ

《カツオ》

100g当たり59kcal

P(タンパク質):28g

F(脂質):1.3g

C(炭水化物):0g

ここれだけでもカツオが優秀な食材であることが分かると思います。

カツオのすごさはこれだけじゃないんです。

それは、タンパク質の量だけでなく質がいい!

アミノ酸スコアがなんと100!

アミノ酸スコアとは・・・

体内で生成できないアミノ酸(必須アミノ酸)の含有量のバランスを点数で評価したもの。点数が高いほどバランスが良く、質の高いタンパク質であると言える。

※以前の投稿でアミノ酸スコアについて少し詳しく書いてありますので、よければそちらもご覧ください。

アミノ酸スコアが100のものは他にも、卵・鶏肉・牛肉・牛乳・大豆などがあります。

アミノ酸スコアが100でない場合、不足する必須アミノ酸を補う必要があるため、数種類のタンパク質を組み合わせて摂ることが重要です。

1つの食材で必須アミノ酸がバランスよく摂れるカツオは、理想のタンパク質と言えますね(^^)/

さらにカツオには、健康的にも美容的にも嬉しい栄養素が含まれています。

  • ①EPA・DHA
  • ②ビタミンB群(特にナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12)
  • ③ビタミンD
  • ④ミネラル(特にセレン・リン)

①EPA・DHA

これらはω-3系の脂肪酸で、人の体内では生成できない必須脂肪酸です。

血中の中性脂肪やコレステロールを減らし、血液をサラサラにする働きがあります

さらに脳の働きを高め、記憶力や集中力アップの効果が期待できます。

②ビタミンB群

ナイアシンは3大栄養素やアルコールの代謝を促進させる作用があり、血管を拡張させ血流をよくする効果があります。冷え性の方には嬉しい効果ですね!

ビタミンB6はタンパク質の代謝や神経伝達物質の合成に大きく関与しています。

また免疫機能を正常に保つ働きもあるため、アレルギー症状を防ぐ効果も期待できます。

ビタミンB12には血液の赤色の成分である赤血球を合成・成熟する働きがあります。

さらに視神経に働き、目のピントを調節する働きがあります。

③ビタミンD

ビタミンDには、骨の材料となるカルシウムやリンの吸収を良くし骨に沈着させる作用があり、丈夫な骨や歯を作るのにはとても重要です。

また、血中のカルシウムの濃度を調節する働きがあります。

血中のカルシウムが不足した(食事から十分量摂取できていない)時、骨のカルシウムを血液中に移動させたり、腎臓からカルシウムが排出されるのを抑えて、血中濃度を上げようとします。

④ミネラル

セレンは強い抗酸化作用を持つミネラルで、老化やガンから細胞を守る働きがあります。

リンは細胞膜や核酸など体内のあらゆる物質の構成成分であり、カルシウムとくっ付いて骨や歯の材料にもなります。


これらの栄養素見ると、なんだかカツオを食べたら元気に・綺麗に・健康になれる気がしますね!

カツオのたたきのように生で食べるのが、栄養素を逃さず無駄にせず食べられるのでオススメです(^^)

美味しいこの季節にぜひ食べてみてください!

クイズです。ダイエット中にお酒を飲んでもいい。〇or✖?

食欲の秋!

ご飯はもちろんですが、お酒も進みますよね。

みなさんは普段どんなお酒を飲まれますか?

ちなみに僕はお酒が全く飲めません・・・笑

ダイエットやボディメイクでAM5:00 Personal Gymに通われているお客様に良よく質問されるのが

『お酒って飲んでいいの?』

お酒好きの方は、やっぱり気になりますよね。

結論から言うと、

飲むより飲まない方がダイエット的にはいい!

残念・・・(´・ω・`)

アルコールによるダイエット・ボディメイクへの影響は少なからずあるので、飲まないに越したことはありません。

が、完全に断酒するというのはお酒好きの方にとっては少し酷ですよね。

無理に我慢してストレスになったり、モチベーションが下がるのはもっと悪影響です。

今日はダイエット・ボディメイク中の上手なお酒の飲み方をお教えします(^^)/


ビールとハイボール。

ダイエット中、みなさんならどちらを選びますか?

ご存じの方も多いかと思いますが、体型を気にする方にはハイボールがオススメです。

なんとなく聞いたことあるけど・・・なんで??

ビールとハイボールを比較して、その理由を探っていきましょう!

ビール

《ビール》

缶ビール:350ml当たり(生ビールの場合、約中ジョッキ1杯分)

カロリー:165kcal

P(タンパク質):1.7g

F(脂質):0g 

C(糖質):13g

ハイボール

《ハイボール》

ハイボール:グラス1杯分(ウイスキー量30ml)

カロリー:67kcal

P(タンパク質):0g

F(脂質):0g 

C(糖質):0g

この数値を見て分かるのは、

ビールには糖質が含まれていて、ハイボールには含まれていない!

そのためビールはハイボールよりもカロリーが高くなります。

ハイボールの方がビールよりも比較的太りにくい、というのがお分かりいただけると思います。

ただし、アルコール自体にカロリーが含まれているため、PFCが0gのハイボールでもカロリーが存在します。

このアルコールのカロリーというのが実は厄介・・・

これはエンプティーカロリーと呼ばれ、体内には蓄積されません

しかし蓄積されない代わりに、体内で優先して代謝されます

つまり糖質や脂質の代謝の邪魔をするということ(*_*;

お酒と一緒に摂る食事は代謝されにくくなり、脂肪として蓄積されやすくなる・・・

これがアルコールは飲むより飲まない方がいい!という理由です。

ちなみに、アルコールの度数が高いほどこのカロリーは高くなります

度数の高いお酒をショットグラスでバカバカ飲んでいると、エライことになりますよ・・・(^^;)

オススメなのはウイスキーと同様の『蒸留酒』を

・カロリーのないもの(例えば炭酸)で割って飲む。

・ロックでチビチビ飲む。

※『蒸留酒』は、ジン・ウォッカ・テキーラ・焼酎など。

また、ワインもおすすめです(^^)

ワインには糖質が含まれますが、ビールと比べて血糖値を上げにくいと言われています。

血糖値を下げるためにインスリンが分泌しますが、血糖値が高くなればなるほどインスリン量が多くなります

インスリンは糖を細胞内に取り込むことで、血糖値を下げようとします。

取り込まれた糖はエネルギーとして使いきれないと貯蔵され、さらには脂肪として蓄積されてしまうのです。

つまり、インスリンの量が多いと太りやすくなる。

血糖値を上げないようにするのが大事なんですね。

(よくGI値という言葉を耳にしませんか?これは血糖値の上げやすさを表す数値。高いほど血糖値を上げやすいということを表しています。)

あと、お酒と一緒に食べるものも重要です!

先ほど、糖や脂質がアルコールにより代謝されにくくなるとご紹介しました。

では、何ならいいのか?

そう!タンパク質です。

例えば、魚のお刺身や焼き鳥(皮無し胸肉ならなおよし)・ローストビーフ・鳥刺しなど。

なるべく糖質・脂質の少ないものを選ぶと◎

ダイエット中でもお酒を飲みたい!

そんな時には

  • ①蒸留酒を選ぶ
  • ②割るものは炭酸や水(0kcalのもの)
  • ③度数の高いものはチビチビ飲む
  • ④ワインもOK
  • ⑤つまみはタンパク質

このポイントを意識するとダイエットの邪魔になりにくいですよ(^O^)

※飲み過ぎては意味がありません!程々にしましょう!

秋の味覚!きのこを美味しく健康に食べる

気づいたら10月。すっかり秋っぽくなってきました。

秋といえば、食!運動!読書!

今日は皆さんが一番好きであろう食についてのお話です(^^♪

今回はきのこに焦点を当てようと思います。

きのこにもたくさん種類がありますよね。

店頭でよく目にする、椎茸・しめじ・えのき・なめこ・エリンギ・舞茸の6種類の栄養について考えていきます!

どのキノコがお好きですか?


今回のポイントは以下の通りです⇩

  • ①きのこと言えばビタミンD
  • ②ダイエットの強い味方、食物繊維
  • ③実は多いビタミンB群
  • ④ミネラルも多く含んでいる
  • ⑤その他、きのこ類特有の成分について

①きのこと言えばビタミンD

人では皮膚に日光が当たることでビタミンDが作られます。

きのこ類も同様、紫外線に当たることでビタミンDが生成されます

(ビタミンDの種類は実際異なりますが、体内での効能に大きな差はない。)

きのこの中でも特に、しめじ・舞茸・椎茸に多く含まれます。

ビタミンDには、骨の材料となるカルシウムやリンの吸収を良くし骨に沈着させる作用があり、丈夫な骨や歯を作るのにはとても重要です。

また、血中のカルシウムの濃度を調節する働きがあります。

血中のカルシウムが不足した(食事から十分量摂取できていない)時、骨のカルシウムを血液中に移動させたり、腎臓からカルシウムが排出されるのを抑えて、血中濃度を上げようとします。

②ダイエットの強い味方、食物繊維

きのこ類がダイエットに向いていると言われる理由の一つに、食物繊維を多く含んでいるからと言われています。

炭水化物=糖質+食物繊維

特に舞茸は、炭水化物=食物繊維。

つまり糖質が0g!

他のきのこ類も炭水化物の6~7割が食物繊維で構成されています。

ダイエット中に糖質量を気にしている方には嬉しい食材ですね!

③実は多いビタミンB群

きのこ類に含まれる主なビタミンBは、ビタミンB1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・ビオチン・葉酸

特にしめじ・えのき・エリンギ・舞茸には、豊富にバランス良く含まれています。

過去、ビタミンそれぞれについて投稿していますので詳しくはそちらをご覧ください(^^)/

ここでは簡潔に!

《ビタミンB1》

  • ・糖の代謝促進
  • ・アルコールの分解促進
  • ・神経、精神を正常に働かせる

《ビタミンB2》

  • ・脂質の代謝促進
  • ・抗酸化作用
  • ・粘膜保護

《ナイアシン》

  • ・3大栄養素の代謝促進
  • ・アルコールの代謝促進
  • ・血管拡張作用

《パントテン酸》

  • ・3大栄養素の代謝促進
  • ・抗ストレスホルモンの産生促進
  • ・善玉コレステロールの産生促進

《ビタミンB6》

  • ・タンパク質の代謝促進
  • ・神経伝達物質の合成に関与
  • ・免疫機能を正常に保つ

《ビオチン》

  • ・3大栄養素の代謝促進
  • ・白髪の予防・改善
  • ・ケラチンの合成促進

《葉酸》

  • ・体の発育を促進
  • ・貧血の予防

④ミネラルも多く含んでいる

きのこ類は鉄・亜鉛・カリウム・セレンなど複数のミネラルを含んでいます。

鉄は血液の材料となり、貧血予防には欠かせません。

亜鉛は細胞の新陳代謝に関わり、不足すると特に味覚に大きな影響を及ぼします。(味覚異常)

カリウムは筋肉や神経を働かすのに重要な成分で、ナトリウムを排泄する作用もあるため、むくみの解消や血圧を下げる効果も期待できます。

セレンは強い抗酸化作用を持ち、老化やガンから細胞を守る働きがあります。

⑤その他、きのこ類特有の成分について

干し椎茸に含まれる、うまみ成分のグアニル酸

これには記憶力や集中力を高めたり、認知機能を低下を防ぎ脳の老化を予防する効果があります。

なめこ独特のヌルヌル成分の粘性物質は、胃の粘膜を保護する効果があります。

さらにきのこ類に多く含まれる食物繊維のβグルカンは、コレステロールや血圧を下げる作用で生活習慣病の予防に役立ちます。

便秘解消や抗ガン作用も期待できますよ。


きのこは美味しいだけじゃないということをお分かりいただけましたか?

これからの季節はやっぱりお鍋ですよね!

きのこ類は食感も良く、いい出汁が出るのでお鍋には欠かせません(^O^)

きのこによって構成する栄養素や味が違うので、ぜひいろんな種類を入れて楽しんでください(^^♪

風邪にはビタミンがいい?

9月も残すところ1週間となりました。

日中は暑い日もまだ多いですが、朝晩がすっかり肌寒く感じます。

1日の温度差が10℃以上になることも、、、

鼻がじゅるじゅるしている方も多いのではないでしょうか?(^^;

季節の変わり目は風邪を引きやすくなるため、体力・免疫力を上げて予防することが重要です。

そのために必要なのが、適度な運動と食事!

今回は食事に焦点を絞り、風邪に負けない体作りについて考えていこうと思います。


そもそも風邪とは何なのでしょうか。

風邪はウイルスの感染による上気道におこる急性炎症(上気道炎)の総称です。

具体的な症状は

  • ・鼻づまり
  • ・鼻水
  • ・咳
  • ・のどの痛み
  • ・発熱
  • ・頭痛

これらの症状が現れた時、市販の薬を飲んだり病院へ行ったりして対処される方が多いと思います。

今年に入り新型コロナウイルスの流行をきっかけに、多くの方が手洗いうがい・マスク着用・ソーシャルディスタンスなど対策するのが当たり前になりました。

最低限の予防として、ウイルスを体内に入れない行動は必須ですが

万が一、ウイルスが体内に侵入してきた場合には戦わないといけません。

ウイルスに勝つ体を作るための食事のポイントを知って、風邪を引かない健康な身体を手に入れましょう!


今回の注目キーワードは、ビタミンCとビタミンA!

それぞれの働きを見ていきましょう(^O^)

ビタミンC

  • ①抗酸化作用
  • ②免疫力アップ
  • ③ヒスタミンを失活させる

ビタミンA

  • ①抗酸化作用
  • ②粘膜強化

ビタミンC・Aの抗酸化作用は、免疫系がウイルスと戦う際に受ける酸化ストレスを緩和し、受けるダメージを軽減。

ビタミンCは免疫機能を正常に働かせ、免疫細胞の働きを促進させる働きもあると考えられています。

さらに鼻水・くしゃみの症状を引き起こすヒスタミンという物質を失活させる働きから、鼻症状に効果的である可能性が示唆されています。

またビタミンAには粘膜の細胞分裂を助ける作用があり、細胞を正常に保ってくれます。

こんないい働きがあるのに、摂取しないなんてもったいないですよね。

ここからはどのくらいの量をどうやって摂取するといいのか、具体的に考えていきます!


ビタミンCの推奨量:100㎎/日(成人)

具体的な量⇩

ブロッコリーの胡麻和え(小鉢1杯)・・・75㎎

ゴーヤチャンプルー(1人前)・・・38㎎

柿(100g)・・・70㎎

キウイ・・・69㎎

ビタミンCは水溶性ビタミンなので、少しずつ分割してこまめに摂取するのが◎

他にもビタミンCを多く含む食材は、赤ピーマン・カリフラワー・レモン・イチゴなど。

これらの食材を組み合わせて料理に取り入れることで、1日摂取基準を満たすことができます。

風邪予防には200㎎/日のビタミンCが効果的であると示唆する研究結果もあるようで、食事での摂取が難しい場合には、サプリメントを服用するのも効率的でいいと思います。

2000㎎/日を超えると副作用発現のリスクもあると考えられているので、超えないように注意しましょう。

市販のサプリメントだとビタミンC500~1000㎎配合のものが多いようです。

ビタミンAの推奨量:800~850㎍/日(成人男性)、650~700㎍/日(成人女性)

具体的な量⇩

牛レバー(50g)・・・550㎍

にんじんシリシリ(小皿100g)・・・453㎍

ほうれん草の胡麻和え(小鉢1杯)・・・245㎍

大根の葉のお浸し・・・264㎍

ビタミンAは脂溶性ビタミンであるため、摂り過ぎに注意が必要です。

※耐容上限量:2700㎍/日(成人)

植物性ビタミンA(カロテン類)での過剰症のリスクは低いと言われています。

牛・豚・鶏レバーの動物性ビタミンAの量には注意しましょう!

油と組み合わせると吸収率アップするので、炒めたりドレッシングやごま油と和えるのもオススメです。

先ほどのビタミンCと組み合わせると、ビタミンAがビタミンCの酸化を防ぐことで免疫力を高める効果がさらにアップします!


体調が悪くなったら薬で治すというのも一つの手ですが、罹る前に予防するというのも大事!

食事と運動で体調を整え、風邪知らずの体を手に入れましょう(^^)/

食欲が湧かない、疲れが取れない・・・夏バテかも?

あっという間に8月が終わり、気づいたら9月!

数日前と比べると、少し涼しくなったような。

とは言え、まだまだ35℃を超える猛暑日が続いています。

なかなか疲れが取れない、食欲が湧かない、イライラしやすい、ぐっすり寝られない・・・

なんて症状ありませんか?

もしかしたら夏バテかもしれません。

秋までその不調を持ち越したくないですよね(^^;

今日はそんな夏バテについて考えていこうと思います!


そもそも夏バテはなぜ起きてしまうのでしょうか?

主な原因は3つ!

  • ①自律神経の乱れ
  • ②脱水
  • ③栄養不足

まず、①自律神経の乱れについて

自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。

日中は交感神経が優位に働くことで体を活動状態にし、

夜は副交感神経が優位に働くことで、体をリラックス状態へ変えてくれます。

この2つの神経が絶妙なバランスで切り替わることで、体内は一定の環境を保つことができます。

この自律神経の働きの一つである体温調節

気温に応じて皮膚表面近くの血管を拡張・収縮することで、発汗をコントロールし体温を調節します。

気温差が激しかったり変動の頻度が多いと、自律神経を酷使することに。

夏場は室内と屋外ではかなりの温度差がありますので、これが自律神経の乱れを引き起こす原因となります。

気温差

続いて②脱水について

近年、熱中症に注意!と強い注意喚起がされていることもあり、

こまめな水分補給を心がけてるよ、という方も多いと思います。

でもここで重要なのは、何を飲んでいるか

気温が高いとたくさん汗をかきます。

この時、汗と一緒に失われているのがミネラルです。

また水分摂取が多くなるとトイレの回数も増え、その際にもミネラルは失われていきます。

このミネラルの不足が脱水を引き起こす原因となるのです。

脱水の症状は軽度~重度まで様々。

特に軽度の場合は、脱水であることに気づかないことも多くありません。

脱水

最後に③栄養不足について

暑くて体もだるく、食欲が湧かない・・・と言って食事量が減っていませんか?

十分な食事ができないと、必要な栄養素が十分に補給されず、体の機能を保てなくなります

夏バテする→食欲なくなる→栄養不足する→夏バテ治らない

まさに悪循環・・・

食欲ない

ではここからは、夏バテの具体的な対策を見ていきましょう!

①自律神経を整えるには・・・

自宅でゆっくり入浴する

40℃以下のぬるま湯に20〜30分浸かることで、リラックス効果や筋肉を緩め疲労回復の効果が期待できます。

適度な運動を行う

無理なく続けることが大事。

ウォーキングやストレッチなど負荷があまりかからないものがオススメです。

ストレッチは場所を選ばず、すぐに取り組めます。

起床時や寝る前に5〜10分。まずは取り組んでみましょう!

②脱水を予防・改善するには・・・

こまめな水分補給()にプラスして、塩分タブレットや経口補水液・スポーツ飲料水を飲むとミネラル補給もできます。

塩分タブレットの場合は、1粒と一緒に100mlの水を飲むことが推奨されています。

これは経口補水液100ml当たりの塩分・カリウム・糖質量とほぼ同等です。

経口補水液は一気に飲むのではなく、500〜1000mlを1日かけて少しずつ飲むのが正しい飲み方です。

自身の運動量や生活習慣を考慮し、塩分・糖分の摂り過ぎには十分注意しましょう。

③栄養不足を改善するには・・・

積極的に摂ってほしいのは、ビタミンB群・ビタミンC・タンパク質です。

以前の投稿でビタミンについては色々書いてありますので、またお時間があればご参考ください。

簡単に言うと、ビタミンB群には疲労回復・代謝アップ・免疫力アップが期待できます。

うなぎやレバーに多く含まれていますよ。

タンパク質は体を作る上で欠かせません。

肉・魚・大豆など違う種類のタンパク質を組み合わせて摂ると、より効果的です。

ビタミンC紫外線の暴露で消費が高まります

柑橘系やイチゴ・キウイに多く含まれます。

また、食欲が減退している方にはわさびからしがオススメ!

これらの辛味成分であるシニグリンには、食欲増進の効果が期待できます。

料理に薬味で出てきたら、ぜひ積極的に付けて食べてほしいですね。


まだまだ暑い日は続きます。

仕事を頑張り、休日を楽しむには体調を崩さないようにするのが大事!

忙しいとつい、自分の身体のことをおざなりにしがちですが、季節の変わり目は特に注意が必要です。

今一度、生活習慣・食事を見直して身体を労ってあげましょう(^^)

”足が太い”原因はむくみ!?

最近女性のお客様から、むくみが気になるとよく相談を受けます。

夏ということもあり、手足が出る服装だと気になる方が多いみたいですね。

今回はこのむくみについて考えていこうと思います。

そもそも、むくみとはどういった状態なのでしょうか?

むくみ メカニズム

むくみとは、図にある組織液が増加することで起こる症状です。

体液には細胞外液細胞内液があり、

細胞の中にある体液を細胞内液

血液中の血漿・リンパ管内のリンパ液・細胞間に存在する組織液細胞外液と呼ばれます。

血漿-組織液、組織液-細胞内液、組織液-リンパ液

それぞれの間で水分のやり取りが行われています。

※ただし、リンパ管へは流入のみ

これらは浸透圧や血管内圧により調節されています。

むくみが起こるのはこのバランスが崩れ、組織液が捌けずに増加する時

具体的な原因は

塩分の摂りすぎタンパク質の摂取不足

塩分過多の状態では、尿細管で尿中のナトリウムと水の再吸収が促進され、循環する血液量の増加を引き起こします。

循環血液量が増加により血管内圧を高め、組織液を血管内に取り込めなくなる要因となります。

塩分の素であるナトリウムは筋肉の収縮や神経の伝達に関わり、カリウムと協力して浸透圧を一定に保つ働きがありますが、

血管内圧を高めることで血圧上昇を引き起こしたり血管を傷つけることも。

今は減塩の醤油や味噌も増えているので、気になる方はお家の調味料を切り替えてみてもいいですね。

また、カリウムを多く含む食材を積極的に摂るのもオススメです。

カリウムはナトリウムと同じく筋肉や神経を働かすのに重要な成分で、ナトリウムを排泄する作用もあるため、

むくみの解消や血圧を下げる効果も期待できます。

カリウムを多く含む食材をまとめたので、よかったらご参考ください。

カリウムを多く含む食材

ちなみにカリウムの1日摂取基準は

成人男性:2500㎎ 成人女性:2000㎎です。

続いてタンパク質不足によるむくみ。

これは血漿中に存在するアルブミンの不足を引き起こし、浸透圧が低くなることで血管内に組織液を取り込めなくなります。

人間の体を作るタンパク質。

タンパク質の不足は肌や髪・筋肉などにも影響を与えます。

バランスの良い食事を心がけましょう!

他にも

リンパが詰まっている冷えて血行が悪いというのもむくみを引き起こす原因です。

リンパの流れや血流をよくし、組織液を吸い出せればむくみの解消に繋がります。

座りっぱなしの仕事をされている方は特に、足のむくみが気になるのではないでしょうか。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど血液を送り出す力が強いので、かかと上げ運動でふくらはぎを使ってあげると、血流改善が期待できますよ!


今回はむくみについて考えてみました。

女性で足が太いと悩んでいる方の多くは、むくみが原因!

普段歩いてるからふくらはぎは使えてるはず!とお思いの方。

意外と使えてないない方多いんですよ!

気になる方は、かかと上げ運動(カーフレイズ)やってみてください!

近いうちにインスタグラムでやり方の動画UPしますので、ぜひご覧ください(^O^)

海賊も恐れた!?ビタミンC不足

これまでビタミンA・D・E・K・Bについてご紹介してきました。

今日は最後!ビタミンCについてのお話です(^O^)/

割とみなさんの生活に近いビタミンではないでしょうか?

なんとなく体にいいのは分かるけど、、、

改めてビタミンCの働きを知り、生活に取り入れていきましょう!

ビタミンの種類

《ビタミンC》

ビタミンCの別名はアスコルビン酸。

壊血病の予防のために発見されたビタミンです。

壊血病とは大航海時代に流行った病気ですが、

これが原因で船員の半数以上が命を落とすことも珍しくなかったと言われています。

大人気漫画ワンピースにも登場してるので、物語りと一緒にこの病気のことも覚えてみてください。

では、ビタミンCの主な働きを3つ!ご紹介します。

①抗酸化作用

②コラーゲン合成促進

③免疫力アップ

ビタミンC=美容というイメージがある方も多いと思います。

そのイメージの通り、ビタミンCには抗酸化作用があり、シミやシワを改善し老化防止の効果が期待できます。

体内で発生する活性酸素を除去し、過酸化脂質の発生を抑えてくれます。

さらにビタミンEを還元し、抗酸化作用を復活させる働きもあります。

以前のビタミンEの投稿でも抗酸化作用について記載しておりますので、復習がてらご覧ください。

女性必見!美肌に欠かせないビタミンE

https://am5-gym.com/blog/%e9%a3%9f%e4%ba%8b/279/

ビタミンEとビタミンCは合わせて摂るのがオススメです(^^)

また、ビタミンCにはコラーゲンを合成する酵素の活性を維持する働きがあり、血管や皮膚・粘膜・骨・筋肉などを丈夫にしてくれます。

先ほど出てきた壊血病。

これはビタミンCが不足することで、出血や骨折・歯が抜け落ちるなどの症状が現れ、

悪化すると消化管からの出血・臓器の血管の破裂を引き起こし、最悪の場合死に至る病気です。

長期間に及ぶ航海では日持ちしない果物や野菜は不足しがち。

これが大航海時代、壊血病を引き起こす原因だったと言われています。

現代では普通の食事をしていれば不足することは稀ですが、不足状態が3~12カ月続くと症状が現れることがあるので注意が必要です。

最後に紹介するのが、免疫力アップ作用

体内に入ってきた異物を除去し体を守る白血球を活性化し、免疫力を高めます。

免疫力が下がると風邪を引きやすくなったり、感染症にかかりやすくなるので、

日頃の食生活や生活習慣を整えて、免疫力を高めておくのが重要です。

ビタミンC 1日摂取基準量

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html

1日の推奨量はレモン約1個分。

水溶性ビタミンですので、こまめに摂取しましょう!

最後にビタミンCを含む食品の紹介です。

ビタミンCを多く含む食材

ビタミンCは熱に弱いので、加熱を必要としない果物だと無駄なく摂取できます。

ただしイモ類に含まれるビタミンCは熱に比較的強いので、加熱しても問題ありません。

特性を理解して効率よく摂取しましょう(^O^)

では今日はここまで!

他のビタミンについての投稿もぜひご覧ください(^^)

ビーガンの方は摂るべき!ビタミンB12の特徴

ビタミンB群も残すところ1種類となりました。

その他8種類のビタミンB群の復習は、過去の投稿をご覧ください(^O^)

ビタミンB群

今日は《ビタミンB12》についてお話します!

ビタミンB12は動物性食品に多く含まれています。

小腸で吸収されますが、胃で分泌される内因子と結合することがポイントです。

また赤色の色素を持っているため、サプリメントや目薬など赤色を呈していることがあります。

主な働きは2つ!

①貧血予防

②神経系を正常に保つ

前回の投稿でご紹介した葉酸

この葉酸と協力して赤血球の合成・成熟を促進する働きがあります。

ビタミンB12単体ではなく、葉酸とセットで摂ることがオススメです。

またDNA・RNAの核酸の合成を促進したり、神経細胞を修復したりすることで、神経系を正常に働かせる役割もあります。

視神経に働き、目のピントを調節する働きもあるため、ビタミンB12を含有する目薬も多く販売されています。

ビタミンB12が不足することで、

手足のしびれや貧血・めまいの症状を引き起こすことがあります。

では、不足しやすいのはどういう人でしょうか?

ここまでで紹介したビタミンB12の特徴を思い出してみてください。

まず、動物性食品に多く含まれる。

動物性食品をあまり摂らない方、つまりビーガンの方は食事からのビタミンB12の摂取は難しく、不足する可能性があります。

続いて、胃で分泌される内因子と結合し小腸で吸収。

胃の働きが低下している方、つまり胃を切除されたり慢性的な胃炎である方は、ビタミンB12の吸収が悪くなっている可能性があります。

この場合は食事やサプリメントからの摂取は難しいため、

医療機関で医師の診断の元、治療を受けることが適切です。

前者のような食事による不足の場合であれば、サプリメントで補うことができます。

食事からであれば、まずは1日推奨量を目指して、毎食こまめに摂るといいですね(^^)

ビタミンB12 1日摂取基準量

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b6.html

お伝えした通り、ビタミンB12は動物性食品に多く含まれています。

具体的な例を確認してみましょう!

ビタミンB12を多く含む食品

ビタミンB12は水溶性ビタミンのため、過剰に摂りすぎても体内に蓄積することはないとされています。

ビタミンB12の吸収率は50~60%と言われているので、意識的に摂るとよりいいですね。

では、今日はここまで!

ご覧いただきありがとうございました!(^^)!