ビタミンB群も残すところ1種類となりました。
その他8種類のビタミンB群の復習は、過去の投稿をご覧ください(^O^)
今日は《ビタミンB12》についてお話します!
ビタミンB12は動物性食品に多く含まれています。
小腸で吸収されますが、胃で分泌される内因子と結合することがポイントです。
また赤色の色素を持っているため、サプリメントや目薬など赤色を呈していることがあります。
主な働きは2つ!
①貧血予防
②神経系を正常に保つ
前回の投稿でご紹介した葉酸。
この葉酸と協力して赤血球の合成・成熟を促進する働きがあります。
ビタミンB12単体ではなく、葉酸とセットで摂ることがオススメです。
またDNA・RNAの核酸の合成を促進したり、神経細胞を修復したりすることで、神経系を正常に働かせる役割もあります。
視神経に働き、目のピントを調節する働きもあるため、ビタミンB12を含有する目薬も多く販売されています。
ビタミンB12が不足することで、
手足のしびれや貧血・めまいの症状を引き起こすことがあります。
では、不足しやすいのはどういう人でしょうか?
ここまでで紹介したビタミンB12の特徴を思い出してみてください。
まず、動物性食品に多く含まれる。
動物性食品をあまり摂らない方、つまりビーガンの方は食事からのビタミンB12の摂取は難しく、不足する可能性があります。
続いて、胃で分泌される内因子と結合し小腸で吸収。
胃の働きが低下している方、つまり胃を切除されたり慢性的な胃炎である方は、ビタミンB12の吸収が悪くなっている可能性があります。
この場合は食事やサプリメントからの摂取は難しいため、
医療機関で医師の診断の元、治療を受けることが適切です。
前者のような食事による不足の場合であれば、サプリメントで補うことができます。
食事からであれば、まずは1日推奨量を目指して、毎食こまめに摂るといいですね(^^)
ビタミンB12 1日摂取基準量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b6.html
お伝えした通り、ビタミンB12は動物性食品に多く含まれています。
具体的な例を確認してみましょう!
ビタミンB12は水溶性ビタミンのため、過剰に摂りすぎても体内に蓄積することはないとされています。
ビタミンB12の吸収率は50~60%と言われているので、意識的に摂るとよりいいですね。
では、今日はここまで!
ご覧いただきありがとうございました!(^^)!