皆さんは普段、プロテインを飲まれていますか?
プロテインは、効率よくタンパク質を摂取できる飲み物。
AM5:00 Personal Gymに来られるお客様も飲んでいる方が多くいらっしゃいます。
最近ではテレビCMでもよく目にするようになり、飲んでみようかな?とお思いの方も多いのではないでしょうか。
有名なメーカーのプロテインであれば、薬局やスーパーでも簡単に手に入りますからね。
でも、いざ買いに行ってみると、種類が多くて悩みませんか?
今日は、プロテインの種類や飲み方についてご紹介しようと思います。
プロテインを始めて飲む方の参考になれば幸いです(^^)
プロテイン種類
プロテインには主に3種類あります。
これは原料の違いによるもの。
目的に合わせて飲み分けることで、効率よくタンパク質を摂取することができます。
ホエイプロテイン
牛乳に含まれるタンパク質で、乳清とも言います。
ヨーグルトの上澄みの透明な液体ありますよね?
あれが乳清です。
筋肉に含まれるアミノ酸を多く含有しているため、筋肉を付けたい人に向いています。
他にも、ミネラルやビタミンが豊富です。
ポイントは体内での吸収の速さ。
2時間ほどの速いスピードで吸収されるため、トレーニング後の素早いタンパク質補給に向いています。
また、吸収が速いことで、胃もたれを起こしにくいとも言われています。
ソイプロテイン
大豆に含まれるタンパク質を粉末にしたものです。
植物性タンパク質であるため、脂肪分が少なく、吸収に時間がかかるのが特徴。
吸収にかかる時間は5~6時間ほど。
そのため腹持ちがよく、低脂質であることから、ダイエットに向いているとされています。
また、大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンを整えてくれる効果があるため、女性らしい体型をキープしたい人向き。
ただ水に溶けにくいため、飲むときにドロッとしたテクスチャーのものが多いです。
ガゼインプロテイン
ホエイと同じく、牛乳に含まれるタンパク質の一つです。
牛乳のタンパク質の7~8割がガゼインと言われています。
ホットミルクを作る時にできる、表面の膜はガゼインによるもの。
熱や酸によって固まる性質があり、飲んだ時に胃の中で固まるため、吸収に時間がかかります。
吸収にかかる時間は7~8時間。
寝る前やダイエット中のタンパク質補給に向いています。
ただ、あまり扱われている商品が多くないため、価格が高い傾向にあります。
まとめ
| 原料 | 吸収速度 | 目的 |
ホエイ | 牛乳 | 2時間 速い | 筋肉アップ 素早いタンパク質補給 |
ソイ | 大豆 | 5~7時間 ゆっくり | ダイエット 女性らしい体に |
ガゼイン | 牛乳 | 7~8時間 超ゆっくり | ダイエット 寝る前のタンパク質補給 |
プロテイン飲み方
ここからは具体的なプロテインの飲み方を見ていきましょう。
量
1日に最低限摂るべきとされているタンパク質の量は、
【体重×1g】
つまり、体重60kgの人であれば、1日最低60gはタンパク質を摂るべきとされています。
これはサラダチンが約3個分。
そう思うと結構、摂るの難しいですよね。
こういう時にプロテインの出番です。
食事で摂れない分、プロテインを飲むのが理想的ですが、なかなかそれも難しいと思います。
まずは1日1回、プロテインを取り入れるところから始めてみましょう。
プロテインの種類は、ご自身の目的に合ったものを選べばOK!
ただし、トレーニングをされている方は、追加でトレーニング後にホエイプロテインを飲むと、より筋肉の成長に効果的ですよ。
タイミング
朝食や間食、寝る前など飲むタイミングは特に問いません。
ですが、プロテインの種類によって吸収時間が違うと先ほどお話しましたね?
この特徴を上手く生かせば、より効果的にタンパク質の摂取ができます。
こんな飲み方はいかかでしょうか?
◎朝食に
朝ごはんがパンだけという方や抜きがちな人におすすめ。
お昼までに時間が空く方は、吸収の遅いソイ・ガゼインにすると、腹持ちがいい。
◎おやつの時間に
これもソイ・ガゼインにすると、夜ご飯までの腹持ちが良くなる。
◎寝る前に
寝ている間も体内でタンパク質の破壊と合成は常に起こっているため、寝る前のタンパク質摂取はおすすめ。
こんな感じで、ぜひ取り入れてみてください。
『トレーニングをしている人だけが飲む』という認識は、もう古い!
じゃあプロテインを飲むのは、美意識が高いから?ダイエットをしてるから?
そうではなく、人間の体に必要不可欠な成分(タンパク質)だからです。
タンパク質は筋肉だけじゃないんですよ。
肌や髪の毛、臓器や血液、目に見えない細胞に至るまで、人間の体の約7割(※水分を除いて)はタンパク質でできているんです。
そんなタンパク質が不足してたら、正常に体の機能が働ける訳がありません。
とは言っても、プロテインをすぐに受け入れられない方もいおられると思います。
お試し用の1回パックなんかも販売されているので、まずは少量から試してみてはいかがでしょうか。