AM5:00 Personal Gymは早朝からオープンしているため、朝活としてトレーニングに来られる方も多くいらっしゃいます。
そんな方々から
「朝ごはんは食べてきた方がいいの?」
とよく聞かれます。
これはいい質問ですね!
食後・食前どちらに『運動』をするかで、体への影響が異なります。
ベストコンディションでトレーニングに臨めるよう、今日はトレーニング前の食事について考えていきましょう!
食後・食前どっちがいい?
答えは・・・『内容による』
これはどういうことかと言うと。
トレーニングを行う時、満腹でも空腹でもよろしくないんです。
だから、お腹いっぱいに「定食」みたいなごはんを食べた状態や、逆にお腹がグーグー言うほどの空きっ腹でも良くない。
なぜ良くないのでしょうか?
まずは、満腹の時の状態をイメージしてみましょう。
お腹いっぱい!な時に、跳ねたり力んだりすると・・・
うっぷ・・・( ˙-˙ )
今にも食べた物が出てきてしまいそうになりますよね。
※お食事中の方すみません
また、満腹時にトレーニングをすると、胃の中の食べ物の消化が遅くなってしまい、余計に気持ち悪さが続くことになります。
せっかく補給した栄養もうまく消化吸収できないだけでなく、あまりお腹が空かず、その後の栄養補給にも影響が出る可能性も。
食事をした際には、少なくとも30分は空けてからトレーニングをしましょう。
がっつり食べた時は、お腹が落ち着くまで待つのが無難です。
では、空腹時はどうでしょう。
満腹時よりも空腹時の方が、脂肪が燃えやすいという実験結果が報告されていることから、ダイエット目的であれば、空腹時でのトレーニングの方が効果的かもしれません。
ただ、お腹がグーグーなるほどの空腹の時は、血糖値がかなり下がっている状態です。
この時に激しいトレーニングや運動を行うと、思ったように力が出なかったり、気分が悪くなってしまうことも。
また、すぐに使えるエネルギーがないと、体内では筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。
つまり、今ある体を切り崩して燃やしていく状態。
筋力アップを目的にトレーニングをされている方は、これは避けたいですよね。
※体脂肪が多い場合は、脂肪を優先的に燃やしてエネルギーを作り出すため、筋肉は落ちにくいと思われます。
トレーニングの予定のある時は、食事の内容や食べるタイミングをよく考えるのが大事。
では、トレーニング前に何を食べるといいのでしょうか?
何を食べるといい?
食べる物について、具体的に見ていきましょう。
ここでは、トレーニング30分〜1時間前に絞って考えていきます。
先程お伝えした通り、空腹の状態では力が出にくかったり、筋肉が分解されてしまう可能性があり、
満腹では食べた物の消化吸収が上手くいかず、気持ちが悪くなることがあります。
これらを防ぐには、簡単に言うと、
トレーニング前は『すぐに使えるエネルギーを補給すればいい。』
その『すぐエネルギーになるもの』というのが、“糖”です。
※筋力アップの場合、トレーニング前にアミノ酸を摂取するのもオススメですが、今回は“糖質”に焦点を当てたお話になりますので、割愛。詳しくは今後記事にしたいと思いますので、お楽しみに。
具体的には、おにぎりやバナナ。
朝一で食欲がない時は、ウイダーなどのゼリー飲料を活用するのもいいですね。
消化吸収の時間を考えて、30分経ってからトレーニングを開始しましょう。
トレーニング前30分〜1時間は、消化の良いものを選ぶのがポイントです。
トレーニング前の食事について、簡単にですが、ご理解いただけましたか?
これからジムに行くよーという方、ぜひお腹の様子をチェックしてから行きましょう(^^)
ちなみに話の中で、空腹時は脂肪が燃えやすいとお伝えしましたが、
ダイエットでオススメなのは、朝のウォーキング。
朝一の空腹時が、一番脂肪が燃えやすいと言われています。
なお、ランニングや激しい運動はあまりオススメしません。
起床後すぐは、体も固まっていて怪我のリスクも大きいですからね。
しっかり水分を摂ってから行いましょう。