『お腹が緩い方』にオススメのドリンク、あります。

あっという間に10月も終わり、今年も残すところ2か月となりました。

だんだんと寒くなってきていますが、体調は崩されていませんか?

寒くなると多くなるのが、お腹の不調。

市販薬を買ったり、病院に行くほどではないな・・・

なんて時、ありますよね(^_^;)

今日は、そんな時にすぐ手に入る”飲み物”をテーマにご紹介していきます!


今回はお腹の症状の中でも

【下痢】

に焦点を当てていきます。

【下痢】の症状を緩和してくれる飲み物⇩

緑茶・紅茶・ハーブティー(ものによる)

などのお茶!

これらに含まれるある成分が、今回のポイントとなります。

それは・・・

タンニン』

このタンニンは、ポリフェノールの一種。

他にもブドウや柿などの食品にも含まれ、渋みの元となる成分です。

ちなみに、イソフラボンやアントシアニンなど、よく耳にする成分もポリフェノールの一種です。

ただし、タンニンとイソフラボン・アントシアニンなどは

ポリフェノールの中でも分類が異なります。

そして、タンニンにはいくつか種類がありますが、それらをまとめて『タンニン』といいます。

今回はそこまで深追いはしませんので、

「タンニンはポリフェノールの一種!」

とご理解いただければ◎

あともう一つ、ちなみに・・・

緑茶や紅茶に含まれるタンニンは主に

カテキン

このカテキンは、イソフラボン・アントシアニンなどと同分類になり、正確にはタンニンとは言えませんが

カテキンは単体でもタンニン活性を有するため、一般的には

カテキン=タンニン

と言われているようです。

なんとなく、タンニンについて分かっていただけましたか?

ここからは、タンニンがどう【下痢】に効くのかを見ていきましょう!


『タンニンの働き』

タンニンにはいくつか嬉しい作用がありますが、今回は下痢に効く作用をご紹介します!

タンニンはタンパク質とくっつきやすい性質を持っています。

体内では、腸管内のたんぱく質と結合し保護膜を作り、腸管粘膜を保護。

これにより腸管の炎症を抑え、さらに刺激から守ることで過剰な腸の運動を抑える作用があります。

タンニンの下痢を止める主な作用は『収斂』によるもので、上記の働きも収斂に含まれます。

収斂とは、組織を収縮させる・引き締める作用のこと。

タンニンは腸管粘膜を収縮させることにより、炎症を抑えてくれます。

これが【下痢】の症状を緩和させる仕組みです。

でもタンニンの働きはこれだけじゃないんですよ!

他にもこんな作用が⇩

  • ・生活習慣病予防
  • ・美肌効果
  • ・抗菌作用
  • ・消臭効果

タンニンの成分が配合された化粧品や生活用品も多く販売されています。

見つけたら「これか!」とこの投稿を思い出してみてください(^^)/


今回、タンニンを含む飲み物ということで、緑茶・紅茶・ハーブティーとご紹介しました。

このハーブティーですが、具体的な種類としては

ルイボス・レモンバーム・ローズマリー・ラズベリーリーフなど。

おやつや朝食のパンと一緒にどうでしょうか(^^)

ホットで飲むと身体も温まっていいですね。

海外の食料品を取り扱っているお店や紅茶専門店であれば手に入ると思います。

なければ最終手段は、ネット!

気になる方はぜひチェックしてみてください(^O^)