意外といい奴!?脂質の種類と働き

今日は脂質についてのお話です(^O^)

前回、糖質制限の方に「良い脂を摂りましょう!」とお伝えしましたが

何をもって良い脂なのか、、、

イマイチ分からないですよね。

今日は脂質の種類や働きいついてお伝えしますので、参考になればと思います!

まず、脂質とは?

体にとって重要なエネルギー源で、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出します。

余った脂質は貯蔵され、必要に応じて使われます。

また、細胞を構成する成分の一つでもあり、ホルモンを作る材料ともなります。

脂質は3タイプに分けられます。

脂質の種類

《中性脂肪》

貯蔵脂肪として、体の中で蓄えられます。

血液検査の結果でもよく目にしますよね。

検査値が150㎎/dLを超える方は注意が必要です。

《リン脂質・糖脂質》

細胞膜の構成成分です。

ここではこれ以上触れませんので、こんなのもあるんだな~という認識で結構です。

《コレステロール・脂肪酸》

コレステロールも細胞膜を構成する成分の一つです。

また、ステロイドホルモンや胆汁酸の前駆体としても知られています。

脂肪酸は様々な脂質の構成成分であり、エネルギー産生の前駆体でもあります。

(中性脂肪はグリセロールに脂肪酸が3つくっ付いた形をしています。)

今日はこの脂肪酸に焦点を当てたお話です。

ちなみに、、、

糖質制限時の体の反応

何度も登場しているこの図ですが、ここでの脂肪が中性脂肪です。

中性脂肪を分解すると、グリセロール(グリセリン)と脂肪酸に分かれます。

エネルギー不足時、グリセロールは糖を作る際の材料として使われ、エネルギーを産生

脂肪酸も形を変えながら、エネルギー産生の材料として使用されます。

では、脂肪酸についてです。

脂肪酸の種類

脂肪酸は構造により分類されます。

まず、①二重結合があるかないか

構造の中に二重結合がないものを、飽和脂肪酸

二重結合を持つものを、不飽和脂肪酸といいます。

ちなみに、不飽和脂肪酸はほとんどシス型です。

(後にトランス型というのが出てきます。区別で知ってもらいたいだけなので、ふ~んと聞いておいてください。)

このシス型というのは、融点が低いため

不飽和脂肪酸常温で液体のものが多いです。

植物性の油脂や魚類の油脂に多く含まれています。

思い出してみれば、魚の脂やオリーブオイルって固まってないですよね。

反対に飽和脂肪酸融点が高いので、常温では固形です。

動物性の油脂がこれに当てはまります。

そして、②不飽和脂肪酸には3種類あります。

n-3系・n-6系・n-9系と数字が違うのは、二重結合の位置を表しているんです。

(この中でもn-9系のオレイン酸は、二重結合を1つしか持たない一価不飽和脂肪酸といい、n-3系・n-6系は二重結合を2つ以上持つので多価不飽和脂肪酸といいます。)

ここで重要なことを言います!

人間の体で作れない不飽和脂肪酸がある!

ステアリン酸(飽和脂肪酸)からオレイン酸(不飽和脂肪酸:n-9系)は作れますが

n-3系・n-6系の不飽和脂肪酸は作れないんです。

(n-〇系の系統が変わる変換ができない)

そのため、体の中で作れない脂肪酸は食事から摂取する必要があり

それらを必須脂肪酸と言います。

しかし、必須だからいっぱい摂らないと!という訳ではありません。

不飽和脂肪酸の働き

n-3系は積極的に摂っていただきたい油です。

量をたくさん摂るという意味ではなく、今までの油を置き換えるイメージで!

n-6系は過剰になると逆効果になる場合があります。

摂るとすれば、n-3系:n-6系=4:1を目安に摂取するのがいいでしょう。

n-9系は植物油に多く含まれていますが、摂るのであればオリーブオイルがオススメです。

サラダ油と呼ばれるもの(菜種・ひまわり・大豆・ごま・綿実・紅花・米・とうもろこし油)は

n-6系を多く含んでいたり、トランス脂肪酸を含んでいるとされております。

ここでトランス脂肪酸とは?

先ほど出てきたシス型の脂肪酸が加工の際に変化したものです。

悪玉コレステロールを増加させ、動脈硬化や虚血性心疾患のリスクを増大させます

(トランス脂肪酸は牛肉や羊肉にも含まれますが、加工によって発生したものとは違い悪影響は及ぼしにくいと言われています。)

植物油だから大丈夫という訳ではないので、ご注意ください。

トランス脂肪酸を含むものショートニング・マーガリン・ポテトチップス(フライ菓子)

こちらもなるべく避けていただきたいですね。

※ダイエット中の方の脂質の目安量は、1日20g程度です。

※糖質制限中の場合は、1日70~80g(成人女性)を目安に。

長くなりましたが、なんとなく脂質について分かっていただけたでしょうか。

必要な情報はどんどん付け足していこうと思っています(^O^)

次回もお楽しみに!

やってみたくなる糖質制限⑤『食べれられるもの』

今日は糖質制限中に食べられるものについて

具体的にお話していきます(^^)/

糖質制限のメインであるタンパク質脂質を含む食材を見てみましょう!

  • ⑴肉類:牛・豚・鶏・馬・ラムなど
  • ⑵魚介類:サバ・かつお・まぐろ・サーモン・カキ・えび・タコなど
  • ⑶野菜:ブロッコリー・オクラ・いんげん・ほうれん草・モロヘイヤ・ゴーヤ・アボカドなど
  • ⑷きのこ類:しめじ・エリンギ・えのき・生しいたけ・舞茸など
  • ⑸ナッツ類:アーモンド・くるみ・ピスタチオなど
  • ⑹油脂類:オリーブオイル・ココナッツオイル・MCTオイルなど
  • ⑺海藻類:わかめ・こんぶ・ひじき・海苔など
  • ⑻豆類:大豆・納豆・豆腐・おからなど

⑴~⑺それぞれの注意点をお伝えします。

⑴肉類

どの種類のお肉でもOKですが、肉の種類を変えながら食べるのがオススメです。

肉の種類で含まれるアミノ酸の種類や量が異なります。

まんべんなく摂取するためにも、ローテーションさせるのがいいでしょう。

⑵魚介類

こちらも魚・貝・甲殻類は何でもOK!

タンパク質も多く、特に青魚の脂は良質なので、ぜひ食べていただきたいですね。

⑶野菜

前回軽くお伝えしましたが、食べられない野菜も多くありますのでご注意ください。

上記例のような野菜は、緑色の物や葉野菜がメイン。

こういった野菜は糖質が少なく、栄養が豊富

体を健康に保つには不可欠です。

1人前の量であれば、そんなに糖質量は気にしなくていいので、積極的に摂りましょう。

ちなみに、アボカドの目安量は1日1/2個です。

良質な脂でいいのですが、糖質が多くなってしまうので注意してください。

※控えてほしい野菜:ごぼう・にんじん・かぼちゃ・さつまいも・トマト・パプリカ・じゃがいもなど。

糖質を多く含む野菜・果物にご注意ください!

⑷きのこ類

きのこは糖質が比較的少なく、食物繊維が多く含まれています。

みなさんよくご存じ、便秘解消に効果があります。

女性の方には特に摂っていただきたいです。

※ただし、乾燥きくらげ・乾燥しいたけには糖質が多く含まれているので注意!

⑸ナッツ類

ナッツの脂は良質で、栄養も豊富です。

間食のおやつにぴったり(^^)

いくつでも食べていいという訳ではないので、アーモンドであれば1回8~10粒(1日25粒以内)を目安にしてください。

※カシューナッツ糖質が多いので注意。

無添加・無塩・素焼きのものを選ぶようにしましょう。

⑹油脂類

良質な油を摂るようにしてください。

慣れていないとお腹が緩くなることがあります。

1回5g(1日2回)を目安にスタートし、慣れてきたら1回10g(1日2回)に増やしてみましょう。

(脂質・タンパク質は目安量を多少超えても大丈夫です。)

ココナッツオイルやMCTオイルは、コーヒーに入れて飲む方が多いですよ。

バターやマーガリン、酸化が進んでる油などの悪い油は✖

⑺海藻類

ミネラルや食物繊維を多く含んでいます。

また、ヨウ素を多く含んでおり過剰摂取には注意が必要です。

通常量であれば問題ありませんが、連日の摂取はなるべく控えましょう

⑻豆類

豆腐や納豆は1パックに5g程度の糖質が含まれています。

1日1パックであれば問題ないかと思われます。

他の糖質とのバランスを見て食べましょう。

※ただし、タレは糖質が多いので使用は避けてください(>_<)

最後に1点注意事項です!

糖質制限で要注意なのは、味付けです!

基本的に塩コショウやスパイスを使用することをおすすめします。

今までの食事に比べると薄味になるので、初めは物足りないかもしれません。

慣れてくると、素材の味がよく感じられるようになります(^^)

自分の好きなスパイスを見つけて美味しく糖質制限しましょう☆

無理はし過ぎないように!

分からないことがあれば、メールでもインスタグラムのDMでも構いませんので、ご質問ください(^O^)

伝えきれていない情報もたくさんあるので、今後ブログに投稿していこうと思います!

ぜひご覧ください(^^♪

糖質制限については、ここまで!

やってみたくなる糖質制限④『やり方』

今日は、今までお伝えした糖質制限の具体的なやり方についてお話します(^^)/

まず、糖質制限のスケジュールです。

  1. 1~2週目:完全糖質制限 (糖質20g以下/日)
  2. 3~4週目:糖質制限 (糖質40~60g/日)
  3. 5週目~:継続糖質制限 (糖質60g以下/日)

糖質制限の度合いが3段階に分かれています。

重要なのは始めの2週間

糖質制限①でお伝えした、ケトン体

(脂肪を分解する時に出てくるやつです。)

糖質制限における体の反応

糖質制限では、このケトン体がたくさん出ている状態を作らなければなりません。

早くても1週間~2週間かかります。

しっかり糖質制限ができていないと、このケトン体は出てきません

(糖があると脂肪分解の回路になかなか切り替わらないのです。)

始めの2週間で食事ができていなければ、1カ月ほどかかってしまうかも、、、

そういう訳で、出だしがめちゃめちゃ大事なんです。

続いて3~4週目ですが、糖質の許容摂取量が増えます(*´▽`*)

1~2週目でしっかり糖質制限ができていれば

ケトン体が出て、エネルギーとして使う回路が整っているので

少し糖質が増えても、影響が出にくいです。

ひとまず1カ月続けられれば、体重・体脂肪の減少が見られると思います。

お客様も1カ月で体重-3㎏、体脂肪-4%落ちておられました!

毎食分の食事管理(LINEで写メを送ってもらう)していましたが、この方はきちんとできておられました。

努力した分、効果が出やすいのも糖質制限の特徴です。

そして5週目以降は、糖質の量をあまり増やさないように継続していきます。

あとは自分の目標体重・体脂肪まで続けられたらいいかなと思います。

糖質制限は、慣れるまで結構キツいと思います。

当ジムに来られるお客様も糖質制限の説明をすると、絶対無理!と言われる方が多いです(;^ω^)

また、タンパク質・脂質をしっかり摂らなければエネルギー不足に陥ってしまうので、

中途半端な理解ではやらない方がいいです( ;∀;)

ひとまず糖質制限の流れをご説明しました!

では、具体的なタンパク質(P)・脂質(F)・糖質(C)の量を見ていきましょう!

  • ※平均的な成人女性をモデルにしております。男性の方は単純計算で1.25倍量を目安にしてください。
  • ※運動量や基礎代謝で数値が変わってきます。特に運動量の多い方はエネルギー不足になる可能性がありますので、1.5倍量を目安に。

1~2週目:(P)60~80g/日 (F)70~80g/日 (C)20g以下/日

※3週目以降もタンパク質・脂質の量は変わりません。

3~4週目:(C)40~60g/日

5週目~:(C)60g以下/日

ここで注意点がいくつかあります。

まず、1~2週目の糖質ですが20g以下/日となっていますが

ここで摂れるのは米やパンのことではありません

野菜に含まれる糖質や食物繊維のことを指しています。

(正確には、炭水化物=糖質+食物繊維です。ブログでの表記があやふやな所がありますが、ご了承ください。)

ビタミンやミネラルは積極的に摂っていただきたいので

野菜・きのうこ類・海藻類はしっかり食べましょう!

ただし、野菜と言っても根菜類は✖

食べ物の具体例は次回ご紹介します(^^)/

続いて、タンパク質・脂質の量ですが、少なすぎるとエネルギー不足になってしまいます。

糖をエネルギーとして摂取していない分、脂質が重要なエネルギー源です。

良質な脂質をしっかり摂っていきましょう。

そして、タンパク質は体の中で分解されてリサイクルされていますが

この時、筋肉も分解されています。

タンパク質の摂取量が足りていないと、筋肉が落ちていく一方です

筋肉が減れば代謝も落ち、力も出にくくなります。

トレーニングをしていない方でも、ダイエットの効果を上げるのに

筋肉はとっても重要なんです。

糖質だけでなく、タンパク質・脂質すべて大事!

早く痩せたいからと言って、過剰な食事制限はしないでください!

では次回、糖質制限で食べられる食材について具体的に紹介していきます(^^)

今日はここまでです!

やってみたくなる糖質制限③『メリットと仕組み』

本日も糖質制限についてのお話です(^O^)/

前回の続き

『メリッ⒌空腹を感じにくくなる』について

お腹が空いた”という感覚はどういう時に表れるのでしょうか。

胃が空っぽになった時?

ではなく、血糖値が下がっている時なんです。

血中の糖が無くなり、脳にエネルギーが運ばれなくなると、

脳から‟お腹空いた”というシグナルが発せられます。

血中の糖が少なくなった時、つまり血糖値が下がるのが

いつだったかというと、、、

インスリンが分泌されている時

インスリンには糖を細胞に取り込みエネルギーを捻出する働きと

余った糖を筋肉・肝臓で貯蔵糖として蓄えたり、脂肪として蓄えたりする働きがありました。

糖質制限①のところで出てきた、糖質を摂取した時の体の反応の図。

糖質摂取時の体の反応

糖を取り込んだり貯蔵するのに、インスリンが働いているんです。

血糖値が大きく上昇した時、このインスリンを多く出し、細胞に糖を取り込むことで血糖値を下げようとします。

さらにエネルギーとして使いきれない分は、貯蔵に回わされます。

(インスリンが多く出ている時は、貯蔵に回される分が多くなり、太りやすくなります。)

このように、インスリン分泌が多いと、

血中の糖が無くなる(血糖値が下がる)スピードが速く、空腹感が表れるまでの時間が短くなってしまいます。

では、空腹を感じにくくするには?

血糖値を下げにくくにする=インスリンの分泌を抑える

つまり、血糖値の急激な上昇を抑えればいい

糖質制限であればタンパク質・脂質がメインになるので、

食後の血糖値が上がりにくく、インスリン分泌も抑えられる

これが空腹を感じにくくなる仕組みです!

ダイエットや食事制限の大敵は空腹、、、(>_<)

我慢するのにストレスを感じたりすることもあるので、これは嬉しいメリットですね。

3回に分けて、糖質制限の『メリットと仕組み』についてお話してきました。

やってみようかな!と思っていただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

次回、やり方やポイントについて投稿しますので、ご参考ください(^^)

最後に、糖質制限に注意が必要な方についてお話しておきます。

  • ・肝臓や腎臓に疾患がある、腎・肝機能の低下が見られる方。
  • ・糖尿病の方

糖質制限ではタンパク質や脂質の摂取量が必然的に多くなります。

ただし、これにより腎臓や肝臓に負担をかける可能性があります。

症状の程度により、糖質制限の向き不向きが違うので、

当てはまる方は、主治医に一度相談してみて下さい。

また、糖尿病で薬を服用されて方も多いと思います。

こういう方の場合、薬で血糖値が下がりやすくなっており、

普段の食事を大きく変えると、低血糖を起こすリスクが高くなってしまいます。

糖尿病治療に糖質制限を推奨するドクターも多いようですが、血糖値のコントロールが重要ですので、

必ず医師の管理の元、行うようにしてください。

他にも糖質制限を行う上での注意点がいくつかあります。

今後こちらもブログに載せていきますので、ぜひご覧下さい!

それでは今日はここまでです(^^)

やってみたくなる糖質制限②『メリットと仕組み』

さっそく、前回の続きからお話していきます!

『メリット⒊日中眠くならない』

甘いものやごはんをたくさん食べて、日中眠くなったという経験はないですか?

食後に眠気が出るのには、血糖値とあるホルモンが関わっているようです。

まず血糖値ですが、食事により上昇するのはイメージできるでしょうか。

この時、体の中では血糖値を一定に保つため、インスリンを出して血糖値を下げようとします。

血糖値が高ければ、その分インスリンの量も多くなり、血糖値が大きく下がってしまうのです。

これにより、眠気が発生。(-_-)zzz

血糖値を上げやすいと言えば、糖質でしたね。

(タンパク質・脂質血糖値を比較的上げにくいと言われています。)

そして食後の眠気に関わるホルモンについて。

オレキシンと呼ばれる、脳の覚醒に関わるホルモンが関係しています。

オレキシンの分泌が多いは覚醒状態にあり、脳が活性化されているため、眠気はありません

逆にオレキシンの分泌量が少ない時は、眠気が出る

このオレキシンの量が少ない時というのが、、、

血糖値が高くなった時

つまり、糖分摂取時に眠気の出る条件が揃ってしまうんですね。

糖質制限により血糖値の変動が抑えられれば、オレキシンの分泌も安定し、眠気は出にくいと言えます。

中には、糖質制限中でも眠気が出る方がいますが

これにはレプチンという、食欲を調整するホルモンが関係しています。

レプチンオレキシンを抑制する作用を持っており、満腹時に分泌されます

糖質制限中でも眠気が出る方はレプチンの分泌量が多いのかもしれませんね。

では続いて

『メリット⒋認知症予防の効果が期待できる』について!

若い方はなかなかイメージができないかもしれませんが、将来大事な問題になるので聞いて損はないと思います!

今回は、認知症の中でもアルツハイマー型認知症についての話になります。

アルツハイマー型認知症の原因に、アミロイドβというタンパク質が過剰に蓄積することが挙げられます。

このアミロイドβは本来、誰でも作られているものなんですが、

通常、インスリン分解酵素により分解されます。

ただし、血糖値が高い状態が続くと

インスリン分解酵素はインスリンの分解を最優先にするため、アミロイドβが分解されずに蓄積されていきます。

これにより、アルツハイマー型認知症のリスクが高くなると考えられています。

また研究で、食後血糖が高いとアミロイドβを蓄積しやすく、アルツハイマーを発症するリスクが高くなるという結果が出ているようです。

血糖値を上げると言えばですね。

さらにアミロイドβ脳へのエネルギー補給を邪魔するんです、、、

前回お伝えした、体内でのエネルギー捻出方法を思い出してください。

あの図のやつです。

糖質摂取における体の反応
糖質制限の仕組み

からエネルギーを作る方法があったかと思いますが、

脳でこのエネルギーを使えなくするのが、アミロイドβ

脳のエネルギー不足により、認知機能の低下や症状を進行させてしまうのです。

しかし、ここで救世主!ケトン体です。

かつて、脳はからしかエネルギー補給できないと思われていましたが、

ケトン体もエネルギー源として利用可能であることが分かったのです。

進行を遅らせることができるかもしれない!

糖質制限で予防と進行抑制が期待できるんですね。

それでは、今日も途中ですが長くなるのでここまで!

明日は続きの『メリット⒌空腹を感じにくくなる』からお話していきます(^^)/

※糖質制限に向いていない方もいます。その点についても今後投稿していきますので、ご覧ください。

やってみたくなる糖質制限①『メリットと仕組み』

トレーナー滑川です。

みなさん、糖質制限って聞いたことありますか?

近年のダイエット・筋トレブームで耳にしたことがあるかもしれません。

今日はそんな糖質制限についてのお話です。

何回かに分けて、簡単にご説明します(^^)/

ではさっそく、第1弾!!

『糖質制限のメリットと仕組み』

まず、糖質制限とは何か

三大栄養素と呼ばれるたんぱく質(P)・脂質(F)・糖質(C)

この中の糖質を制限する食事方法のことをいいます。

(糖質を多く含むものの例:白ごはん・パン・ケーキ・和菓子など)

注目されるからにはメリットがあるはず!!(`・ω・´)

糖質制限のメリットとは?

  1. 1.体脂肪が減る
  2. 2.肌がきれいになる
  3. 3.日中眠くならない
  4. 4.認知症予防の効果が期待できる
  5. 5.空腹を感じにくくなる

魅力的なメリットばかりですね!

ただ根拠なく言っているわけではありません。

ここからは根拠について、糖質制限の仕組みと一緒に確認していきましょう!

それでは、糖質を摂取した時の体の反応を見ていきます。

糖質摂取における体の反応

①体に入ってきたは、まずエネルギーとして使われます

②余った糖は肝臓や筋肉でグリコーゲン(貯蔵糖)として蓄えられます

③グリコーゲンの貯蔵量がMAXに達すると、糖は脂肪として蓄えられるようになります。

甘いものをたくさん食べて太ってしまうのは、こういうことだったんですね。

続いてこの糖を制限した場合、どうなるのでしょうか。

糖質制限の仕組み

①エネルギー源となる糖が体に入ってこない場合、グリコーゲン(貯蔵糖)を使ってエネルギーを作り出します

②グリコーゲンが無くなってしまったら、次に脂肪を分解してエネルギーを作ります。

③脂肪を分解する際に、ケトン体と呼ばれる物質が発生します。このケトン体を利用してさらにエネルギーを作り出すのです。

簡単にまとめると、糖質制限をすると体の脂肪を燃やしてくれる

これが『メリット⒈体脂肪が減る』理由なんです(^O^)

また、糖には麻薬と同じような作用があると言われています。

糖は分解されて、麻薬の成分と似た物質を作り出し、脳で麻薬のような働きをします。

これにより、多幸感や食欲を増幅させます。

麻薬同様、依存性・中毒性も持ち合わせています。

パンやパスタ・ケーキなど、やめられず太ってしまう理由がこれです。

糖質制限により、このループから抜け出すだけでもダイエット効果は期待できそうですね。

続いて『メリット⒉肌がきれいになる』について

過剰な糖は人の細胞(タンパク質)とくっ付き、体温で熱され、糖化という反応を起こします。

この糖化により発生するのが、シミ・そばかす・くすみ

体の中で一番多いタンパク質がコラーゲンといわれており、

糖化によりコラーゲンが減ると、肌のハリを低下させ、シワを増やしてしまうんです。

また、糖を分解する際にフリーラジカルという攻撃的な物質を発生させるので、細胞にダメージを与えてしまいます。

皮膚の再生を遅らせたり、ダメージにより肌が炎症を起こしニキビができたり、、、

糖を抑えることは、お肌にも嬉しいことが多いようです。

さらに、先ほど脂肪分解の所で出てきたケトン体ですが、

フリーラジカルの生成を抑える作用酸化防止作用を持っており、お肌にとってプラスに働いてくれます。

肌がきれいになる理由もお分かりいただけたでしょうか(^^)

それでは途中ですが、今日はここまで!

明日は『メリット⒊日中眠くならない』から始めていきます(^O^)

健康ごはん②~ダイエット中でも美味しく、たくさん食べたい!~

こんにちは!

本日も食事についての投稿となります(^^)/

前回に引き続き、いつかのお昼ごはんです。

※ワンプレートごはんが頻出します!片付けが楽なので、、、笑

ワンプレートごはん

メインは茹で鶏胸肉

付け合わせは、ブナピーとアスパラのガーリックソテー・ゆで卵・レタス・ミニトマト

それとオーガニック食パン・玉ねぎスープです

レシピのご紹介です(^^)

《茹で鶏胸肉》

①鶏胸肉の皮を剥ぎ、ジップロックに入れてしっかり空気を抜く。

②沸騰した鍋に鶏胸肉を入れ、10分程弱火~中火で火にかける。

③蓋をし、火を止めて20~30分放置すれば完成!

しっかり熱が取れてからカットすると、綺麗に切れます!

お鍋を放置するときは温度が下がらないように、蓋の穴を箸で塞ぐといいです(^^)

この時点では一切味が付いていないので、食べる時に好きな調味料をかけてください!

お気に入りはOisixのプレミワンというスパイス☆

これだけでも美味しく食べられますよ。

ただ、慣れるまでは茹で鶏胸肉そのままというのはキツイかもしれません(;^ω^)

茹でる前にスパイスやハーブソルト、塩麹に付けておくとサラダチキンのように食べやすくなります!

《ブナピーとアスパラのガーリックソテー》

①ブナピーの石づきをカットし、アスパラは根元の硬い皮を剥き、3~4㎝ずつカットする。

②ニンニクを1片薄くスライスして、オリーブオイルで炒める。

③アスパラを加え、少し火が通ったらブナピーを加え炒める。

④最後に塩コショウで味を調えれば出来上がり! 

ニンニクを入れるとかなり味が決まりますね。

余計な味を付けなくてもいいので、ダイエットにも向いています。

《玉ねぎのスープ》 

①玉ねぎをスライスし、沸騰したお湯に入れ、火を通す。

②コンソメスープの素で味を付ければ出来上がり!

パンにはスープが合う!ということで、簡単にできるお手軽スープも作りました。

パンはコストコのオーガニック食パンです。

カークランド 有機食パン 21穀オーガニックパン

スーパーフードが多く使われており、体に優しいパンです(^O^)

歯ごたえもいいので、満足感◎

そして今日のタンパク質(P)・脂質(F)・糖質(C)

P:38

(鶏胸肉23・ゆで卵白身5・オーガニック食パン10)

F:9.5

(ガーリックソテー3・ゆで卵黄身4.5・オーガニック食パン2)

C:48

(オーガニック食パン40・玉ねぎ5・野菜類3)

今回の食事はダイエットの方もいけますが、もうひと工夫するのであれば

パターン❶

ブナピー&アスパラをソテーではなく、茹でにする

パターン❷

パンをやめてアボカド0.5個を追加する

ただただ脂質・糖質を減らせばいいという訳ではありません

PFCどれも体にとって重要な栄養素です。

知識がないとこの栄養素のコントロールは難しいかもしれません(>_<)

初心者の方であれば、レシピを真似するところから始めてみてくださいね!

当ジムではトレーニングだけでなく、食事指導・サポートにも力を入れています。

分かりやすいアドバイスをさせていただきますので、ご安心ください(^^)

何かご不明点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい!

ブログのことでも構いませんよ(^^)

健康ごはん①~満足度100!最強ランチ~

こんにちは!トレーナーの滑川です(^^)

今日は食事についてお話していきます!

まず、普段の食事ですが

ダイエット目的ではなく、継続できる太りにくい食事を目指しています。

糖質・脂質・たんぱく質の量は意識していますが、ガチガチに制限すると長続きしません(*_*)

楽しく、美味しく、健康的に!

少しずつ普段の食事を変えていけば、太りにくい体を手に入れられますよ!

それではまず、今日ご紹介するのは

ワンプレートごはん

鶏胸肉と春菊の胡麻マヨ和えをメインにした、ワンプレートごはん!

付け合わせは、目玉焼き・茹でブロッコリー・ミニトマト・レタス

お米は雑穀米です。

玉ねぎのお味噌汁もありますよ☆

普段お米を食べるとしたら、お昼だけにするようにしています。

夜の糖質は太りやすくなる原因です。

※詳しい原理については長くなると思うので、後日投稿します!

なので、今回はお昼ごはん向けです。

お米がなければ、夜でも◎

レシピをご紹介します(^^♪

《鶏胸肉と春菊の胡麻マヨ和え》

①鶏胸肉と春菊をそれぞれ茹でる。

②鶏胸肉は小さめに、春菊は3~4㎝にカットする。

③マヨネーズ(アマニ油入りのもの)・めんつゆ:大さじ1ずつ、すりごま・いりごま:大さじ1ずつを加え和えれば出来上がり!

お味噌汁はご家庭のレシピで(^^)

言い忘れていましたが、基本的に調理は簡単にできるものしか作りません!

しかも手間が少ないということは、余分なものが加えられないので、ダイエットにはいいんです!

野菜は茹でる・チンするが基本調理になりますが、慣れれば素材の味を感じられていいですよ(*^_^*)

ちなみに、タンパク質(P)・脂質(F)・糖質(C)の量はこんな感じ⇩

P:32

(鶏胸肉・目玉焼きの白身)

F:10

(マヨネーズ・目玉焼きの卵黄)

C:50

(米・野菜)

このバランスだと、健康的なごはん!という感じです。

ダイエット目的の場合、

パターン❶

Fを5以内にする

(マヨネーズの量を減らす、代替して味付けを変えるor目玉焼きをなくす)

パターン❷

Cを極力減らす

(米を全抜きする)

このどちらかのパターンを取り入れていただければ、効果的です!

いきなり減らしすぎると辛くなって、続かなくなる可能性が高いので、少しずつ取り入れて継続できるようにしましょう(^O^)

ダイエットや食事改善は焦ってはダメですよ~!

今後もレシピやPFCバランス、栄養素についていろいろ投稿していきますので、ぜひご覧ください!

今日はひとまず美味しい健康レシピをお伝えしました(^^)/

ジム選びで一番気になる!大手と個人どっちがいいの?

前回、ジム選びにはトレーナーとの相性も大事とお伝えしました。

今日は大手・大型のパーソナルジムと個人のパーソナルジム、それぞれのいい点について

個人的な見解を述べていきます(^^)

まず、大手・大型パーソナルジムについて

メリット

①トレーナーが豊富

気に入らないトレーナーだった場合に、変更してもらうことも可能です。人数が多いので、相性のいいトレーナーに出会う確率は高いですね。

②立地がいい

駅近にある場合が多く、勤務先や最寄り駅の近くの店舗など、選べる範囲が広いのはいいですね。

③保証制度がある

効果が出なかった場合に、全額もしくは一部返金するといった保証制度を設けているところが多いです。安心してチャレンジできますね。

④口コミが多い

全国チェーンのジムなら特に、会員数が多いため、その分口コミも多いです。口コミがあるとジムの様子を掴みやすいですね。

デメリット

①価格が高め

大手の相場は25万円ほど。ジムによって金額に差はかなりありますが、20万円以上は確実にかかります。高ければ35万円以上することも。

②他の会員と顔を合わせる

個室ではあるものの、同時並行でトレーニングを行うため、他の会員と受付やロッカー室・シャワー室で顔を合わせることが多いようです。

③担当トレーナーが変わる

自分の行きたい日にトレーナーが休みだったり、予約が埋まっていたりすると、別のトレーナーに変更となることがあります。

④予約が取りにくい

会員数が多いため、人気の時間帯やトレーナーだと、予約が埋まりやすいようです。

続いて個人パーソナルジムについて

メリット

①1人のトレーナーが担当する

専任トレーナーがお客様の体と食事・精神面のサポートを一貫して行います。トレーナーとの信頼関係も強くなるため、よりトレーニングに打ち込めます。

②値段が安い

個人ジムの相場は15〜20万円ほど。広告にお金をかけない分、お安くなっています。ジムのコンセプトやメニューで価格に大きな差があるので、ホームページやSNSでよく確認しましょう。

③他の会員との接触がない

前後に余裕をもって予約を取っているので、他のお客様との接触はありません。ただし、ジムの規模によります。当ジムは完全プライベートジムのため、スタッフ以外と顔を合わすことはありません。

④トレーナーの技術や専門性が高く、コミュニケーション能力がある

個人でやっていけるぐらいなので、技術の高いトレーナーが多いと思います。会社のノルマがないため、お客様第一でサービスを提供できます。

デメリット

①トレーナーを変更できない

他のトレーナーがいないので、変更ができません。いいなと思うトレーナーを選ぶためにも、体験やカウンセリングに積極的に申し込むことをおすすめします。

②場所が分かりにくいことがある

マンションやビルの一室でやっているジムだと、看板が出ておらず分かりにくいことがあります。実際にジムに行かれる際にはよく確認し、分からない場合はすぐに連絡できるようにしておくのがいいですね。

③保証制度がない場合が多い

大手ほどの手厚い保証はないところが多いです。しかし保証制度自体、条件が厳しく適応とならない場合も多いので注意が必要です。

結論、どちらがいいとは個人的には言えませんが(すみません)

上記のメリット・デメリットを参考にご自分に合うジムを探してみてください( ˆoˆ )

試食と同じ!口コミより重要な実体験!

当ジムでは、トレーニングをどのように行っているか

体験にてお試しいただけます(^^)

実際のパーソナルトレーニングを体感することで、ジムの雰囲気を掴みやすくなると思います。

他のジムとの比較にもなるので、ジムを選ばれる際には、まず体験に行かれることをおすすめします!

当ジムの特長は、トレーナー滑川が

体験も実際のトレーニングも食事指導もカウンセリングも全て担当する

というところ!

大きなパーソナルジムだと、体験と入会後のトレーニングのトレーナーが違うことが多いです。

体験はよかったのになんか違う、、、

トレーナーがコロコロ変わる、、、

なんて話もよく聞きます。

トレーナーってそんなに大事なの?

とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、こだわらないよ〜と言われるお客様もいらっしゃいます。

実際に、お客様のやる気と努力で、結果が大きく変わってきますしね。

でも、その個人のモチベーションの差を埋め、最大限にパワーを引き出すのが

トレーナーの役割です。

どんな人でも最大限の結果が出せるようにする!

そう思うと、トレーナーとは相性がいい方が結果に繋がりやすいのかな?と思いますよね(^^;

高いお金を払ってトレーニングするからには、後悔したくない!

僕も同感です。

思ってたのと違う、、、

とならないよう、ご自身の目と体で確かめに来てください!

僕は今個人でジムを経営していますが、トレーナーが10人位いるようなジムにも所属していました。

大手・大型のジムと個人のジムと、それぞれ良いところがあるので

次回はその点についてお伝えできればと思います( ˆoˆ )