皆さんは、アンチエイジングと聞いて何を思い浮かべますか?
おそらく‟美容”と答えられる方が多いと思います。
ですが、今日は美容のお話ではありません。
実はトレーニングにも、アンチエイジング効果があるんです!
では、さっそく内容を見ていきましょう(^O^)
アンチエイジングとは
そもそもアンチエイジングとは、どういう意味かご存知ですか?
アンチ・・・『反対』『対抗』の意味
エイジング・・・『加齢』『老化』の意味
これらの単語からも分かるように、『老化に逆らう』という意味があります。
一般的には、アンチエイジング=“美容”というイメージがあるかもしれませんが、筋肉や臓器などの生理機能の衰えを防止・改善するというのも、アンチエイジングの一つです。
体全体の老化を防ぐことができれば、健康寿命を延ばすことができるはず。
これが本来のアンチエイジングの考え方です。
いくら美容に力を入れていても、健康でなければ老後は楽しめません。
お肌と同じように、体全体にもエイジングケアをしてあげましょう。
どんな効果がある?
冒頭でトレーニングがアンチエイジングに効果的とお伝えしましたが、具体的にどういった効果があるのでしょうか。
体の中でも特に加齢の影響を受けやすいと言われているのが、心臓や腎臓・呼吸機能です。
また、筋肉では大腿四頭筋(太もも)や大殿筋(お尻)・腹筋・背筋など。
つまり、これらを鍛えることで、加齢による機能の衰えを予防・改善することが出来るんです。
この鍛えるというのが、まさにトレーニング。
大腿四頭筋(太もも)や大殿筋(お尻)・腹筋・背筋などの加齢の影響を受けやすい筋肉は、70歳頃には若い時の1/2の大きさになると言われています。
意識的に筋肉を使わない限り、衰えていく一方。
若いうちは年々起こる体の変化に、あまり違和感や不満を感じないと思います。
でも皆さんの親御さんやおじいちゃん・おばあちゃん達はどうでしょう?
「若いっていいわね~。」「痛い所ばっか。」「思うように体が動かなくなった。」
なんてよく言っていませんか?
これをトレーニングで改善・予防しようと言っているのです。
何事も早いうちからやっておくのが吉。
不具合のレベルが小さいほど、ケアが楽です。
ちなみに、AM5:00 Personal Gymに来られているある50代のお客様は、しっかり体のアンチエイジングを意識されており、早いうちからトレーニングに取り組まれています。
元々体を動かすのが好きな方なので、これまでのトレーニングの効果もあり、20代にも負けない俊敏さとパワー・持久力をお持ちです。
美容目的のアンチエイジングはお肌がメインになりますが、トレーニングだと体の多くの部位をケアすることが可能。
ウォーキングやハイキングなどの有酸素運動を取り入れれば、心肺機能や呼吸機能も向上にも繋がるのではないでしょうか(^^)
おすすめの部位
上記でお伝えした通り、加齢の影響を受けやすい筋肉は、大腿四頭筋(太もも)や大殿筋(お尻)・腹筋・背筋など。
大腿四頭筋(太もも)や大殿筋(お尻)は歩く上では欠かせない筋肉です。
現在の日本では、デスクワークが多くなったり交通の便が発達したことにより、お年寄りだけでなく若い人の筋力低下も問題となっています。
つまり、若いうちから鍛えて損はないんです。
むしろ鍛えた方がいい。
お尻の筋肉なんかは、特に女性の方で上手く使えてない方が多いんですよ。
歩くときに脚やお尻の筋肉が上手く使えていないと、将来膝などの関節に負担をかけることに。
また、体幹である腹筋や背筋も、ぜひ鍛えたい部位です。
正しい姿勢を保つのに重要な筋肉。
これらの筋肉が弱ると、腰が曲がったり、体が歪んで痛みが出たり・・・
さっきと同様に、体幹が弱い方は若い人でも多くいます。
筋トレと言えば、初心者の方は腹筋をイメージしやすいかもしれませんが、背筋の拮抗筋になるので、両方をバランスよく鍛えるのが理想です。
※拮抗筋とは・・・互いに相反する運動を行う2つの筋肉のこと。
どちらかが強すぎても弱すぎても、姿勢を悪くする可能性があります。
バランスよくトレーニングを行いましょう。
目指すは見た目だけでなく、体も若々しい高齢者!
トレーニングは若者~お年寄りまで、いろんな方ができるアンチエイジングです(^O^)