本日も引き続き、ビタミンB群のお話です(^O^)/
今回は、ビタミンB5である《パントテン酸》について!
パントテン酸は、ギリシャ語で「どこにでもある、至ところに存在する」という意味。
幅広い食材に含まれており、野菜・果物・肉・魚介のほとんどに含有されています。
そのため通常の食生活であれば、不足することは稀です。
いろんな食材からバランスよく摂取していきたいですね。
主な働きを3つご紹介します!
①3大栄養素の代謝促進
②抗ストレスホルモンの産生促進
③HDLコレステロール産生の促進
エネルギーを産生するのに幅広く働くパントテン酸。
タンパク質・脂質・糖質の代謝に補酵素として働きます。
また、抗ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの産生を促進する働きがあります。
このコルチゾールは、ストレスの強さに応じて分泌され
ストレスに対抗するためには不可欠なホルモンです。
さらに、善玉コレステロールと呼ばれるHDLコレステロールを増やす働きもあり、
動脈硬化や心筋梗塞予防の効果も期待できます。
HDLコレステロールは血中の悪玉コレステロールを回収して、肝臓での分解を働きかけます。
健康診断でHDLコレステロール値が低めの方・LDLコレステロールが高めの方は、注目のビタミンですね!
先ほどもお伝えしたように、多くの食材に含まれており
腸内細菌からも合成されるので、不足することは稀ですが
もし極端に不足すると・・・
ストレスに対する抵抗性が弱まり、疲やすくなったり怒りっぽくなることがあります。
毎度お伝えしておりますが、偏った食生活や食事制限にはご注意ください!
気になる方は、以下のサイトで1日の摂取基準量をご確認ください(^^)/
パントテン酸 1日摂取基準量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-pantten.html
最後にパントテン酸を含む食品のご紹介です。
パントテン酸は熱に弱いため、加熱調理はなるべく短時間にしましょう。
また、アルコールやカフェインを分解する際にパントテン酸が消費されるため、
お酒やコーヒーをよく飲まれる方は普段から意識して摂ることをオススメします!
それでは今日はここまでです(^^♪