今日は再びビタミンのお話です(^O^)/
ビタミンB1・B2は以前の投稿をご覧ください。
今回は《ナイアシン(ビタミンB3)》!
ニコチン酸・ニコチン酸アミドを合わせてナイアシンと言います。
植物性食品にはニコチン酸、動物性食品にはニコチン酸アミドの状態で含有されています。
また、体内ではアミノ酸の一種であるトリプトファンからも生成されます。
主な働きは3つ!
①3大栄養素の代謝を促進
②アルコール分解促進
③血管拡張作用
ナイアシンはタンパク質・脂質・糖質の代謝に関わり、酵素の働きを助けます。
エネルギーを産生するには欠かせないビタミンです。
また、アルコールの分解を助ける作用もあり、
アルコール脱水素酵素・アルデヒド脱水素酵素の補酵素として働きます。
アルコールの吸収と分解
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-002.html
お酒をよく飲む人は、ナイアシンが不足しがち。
アルコールの分解を促すためにも、意識的に摂るのがオススメですよ(^^)/
植物性食品に含まれるニコチン酸には、血管拡張作用があります。
血行が促進されることで、
手足の冷えや血行不良により引きおこる頭痛などの改善が期待できます。
ただし、1日100㎎を超えて摂り続けたり、推奨摂取量を大幅に超えての摂取は
肌の痒みや火照り・赤みを引き起こす恐れがあります。
(血管拡張作用によるもの)
逆にナイアシンが不足すると・・・
ペラグラと言われる皮膚病を招くことがあります。
顔や手足に、皮膚炎や潰瘍を引き起こす病気です。
他にも、歯茎のただれや胃炎・便秘・下痢などの症状が現れることがあります。
普段の食生活で不足することは稀ですが、
栄養の偏りには注意が必要です。
ナイアシン 1日摂取基準量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-niacin.html
最後に、ナイアシンを多く含む食品のご紹介です(^^)/
きのこ類やナッツ類に多く含まれていることが分かります。
ナイアシンには他にも
抗酸化作用があり、美肌効果が期待できます。
きのこ類は食物繊維も豊富で、便秘解消も期待できるため、女性には特におすすめです!
ぜひご参考ください(^O^)
それでは!