良い油?悪い油?見分ける目を養いましょう!

前回の投稿で脂質についてお話しました!

詳しくお伝え出来ていない部分もあったので、追記していこうと思います(^^)/

良い油を摂りましょう!

ということで、いろいろ説明したんですが、、、

話のまとまりが悪かったので、復習も兼ねておさらいです!

《体に良い油》

不飽和脂肪酸の中でも、n-3系・n-9系脂肪酸

n-3系EPA・DHA。

ご存じの通り、魚に多く含まれています。

特に多いのが、マグロ・サバ・ぶり・サンマです。

熱に弱いので、生食が一番効率良く摂取できますよ

n-3系α-リノレン酸

アマニ油やえごま油・クルミに多く含まれています。

こちらも熱に弱いので、加熱せずに摂りましょう。

n-9系オレイン酸

植物油に多く含まれています。

ただし前回も触れましたが、サラダ油と呼ばれるものの中には

油を加工する際にできるトランス脂肪酸を多く含むものもあります。

加熱用に使うのであれば、オリーブオイル(ピュア)がおすすめです。

(オイルの名前に”エクストラバージン””ピュア”とついているものがありますが、その違いは製法です。ピュアの方が香りやクセが少ないので、加熱用に向いているらしいです。)

不飽和脂肪酸の働き

あともう1つ。

前回出てきませんでしたが、実は飽和脂肪酸の中にも体にいいものがあります。

それは、ココナッツオイルMCTオイルです。

油の種類

飽和脂肪酸も構造(脂肪酸の長さ)で大きく3つにわけることができます。

飽和脂肪酸の種類

今回注目するのが、中鎖脂肪酸

動物性油脂や植物性油脂に含まれる飽和脂肪酸の多くは、長鎖脂肪酸です。

これに比べて中鎖脂肪酸は構造が短く、吸収されやすい(速い)という特徴があります。

その速さは長鎖脂肪酸の4~5倍なんだとか。

また、脂肪として溜まりにくいとも言われています。

そしてココナッツオイルやMCTオイルは、ケトン体の生成を促す作用も持っています。

(ケトン体。糖質制限のところで出てきましたね。)

糖質制限中の方とはとっても相性がいい油です。

ちなみに、ココナッツオイルは加熱可能です。

200℃以上では品質が悪化してしまうので、ご注意ください。)

《体に悪い油》

トランス脂肪酸リノール酸を多く含むもの。

先ほどもお伝えしたトランス脂肪酸

マーガリンショートニングに多く含まれています。

植物油を液体から固形に変える工程や、油を精製する際に発生します。

リノール酸必須脂肪酸であるものの、近年先進国での過剰摂取が問題視されています。

いろんな食材に含まれているので、意識して摂らなくても不足することはないでしょう。

過剰にならないことが重要です。

最後に、先程触れた飽和脂肪酸について。

飽和脂肪酸は動物性油脂に多く含まれていますが、

(ここでの飽和脂肪酸は長鎖脂肪酸のこと)

こちらも摂り過ぎに注意が必要です。

過剰になると、血中の中性脂肪やコレステロールを増加させ

血液をドロドロにしてしまいます

お肉の脂ばっかり食べててはダメということですね(^_^;)

摂るなら良い油を!

それでは脂質の話はここまで!

また思いついたら追記します。

前回の内容にプラスしてもらえると、より理解が深まるはずです(^^)

今回もご覧いただきありがとうございました!